イワン・イリイチの死/クロイツェル・ソナタ (光文社古典新訳文庫)

  • 光文社 (2006年10月12日発売)
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感想 : 70
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イワン・イリイチの死に際しての内的変動と思考傾向から感じるものは、強迫観念に刈られている人から感じる印象とよく似ている。
一言でいうところの生きたがり、死を避けようとする強い意思、そのくせどこへ向かいたいのかはっきりしない。生きてどうしたいのかが見えてこない。生きてる間に何をなしたいのかの不明瞭さ。
目的もないのに、どうして生という手段にそこまで執着できるのか?そこがよく分からん

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説(外国人作家)
感想投稿日 : 2021年8月10日
読了日 : 2021年8月20日
本棚登録日 : 2021年7月11日

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