ずっと書庫で眠っていた本。中盤まではまずまずのテンポで楽しめましたが、着地点が物足りない印象。おそらく圧倒的恐怖だったユエが霊力によって簡単にやられてしまう違和感が原因かと。そんなんなら色々千切られて死んだ早晩にさっさと倒してくれたらよかったのに!なんて(笑)
結局、序盤の肝だった白骨死体が久保本人だったとしても、何で裸なのかとか霊になり走ってた理由とか描写がなくて読者に投げっぱなしも気になる。
そもそも密航者がもう一人の主人公ってあたりものめり込めない理由かも。命がけの密航して崖っぷちの毎日過ごして故郷を豊かにするのと、何も知らないで貧しいけど安全な毎日を過ごし続けるのはどっちが幸せなんだろうね。
読書状況:いま読んでる
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- 感想投稿日 : 2019年11月30日
- 本棚登録日 : 2019年11月30日
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