一言で表現すると「40代の女性編集者の登山日誌」なんですが、
読んでいて、とても楽しく清々しい気持ちになりました。
気力も体力もないから登山なんてとてもじゃないけど無理。
(それも一人でなんて!)
でも、この本のおかげで彼女に同行して登山を楽しむことができました。
遠足の準備をするように、リュックの中身をチェックして~。(これが妙に楽しい♪)
一番のポイントは、もちろんおやつ(笑)
”手の届くところに活字がないと不安になる”と言って
持っていく本も気になるところでした。
わりあい渋めなチョイスでしたね。
『作家のおやつ』は今度絶対読みます。
実際に登山する方がどうなのかは知りませんが、
こんなにたくさん持って重くないのかなぁ…と。
(さすがに後悔する場面も…。)
”羊羹の丸かじり”
あぁ、これ人生のうちで一度はやってみたいことの一つです♪
下界では少々罪悪感があってなかなか…。
ただひたすら頂上を目指し、そして下山する。
その達成感とともに、日常生活の中で知らず溜まった澱のようなものも”浄化”される。
山に登るって、そういうことなのかなって思いました。
「そこに山があるから」の言葉のように、
そこに理屈はいらないんですね。
本好きな自分が本を見ると、吸い寄せられるように手にしてしまう。
それと似ているんだと思います。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
か行
- 感想投稿日 : 2015年12月19日
- 読了日 : 2015年12月19日
- 本棚登録日 : 2015年12月15日
みんなの感想をみる
コメント 4件
あいさんのコメント
2015/12/22
杜のうさこさんのコメント
2015/12/22
あいさんのコメント
2015/12/23
あいさんのコメント
2015/12/24