美々加、甘えん坊で宝塚が大好きな11歳。
バツイチママと二人で暮らしている。
ある日、学校の帰り道に出会った黒猫ちゃんの後をついていったら、
昭和49年にタイムスリップしてしまった!
そして目が覚めたら、小岩井さやという女の子になっていて…。
もうね~めちゃめちゃ楽しい時間でした♪
カバーがこれまた可愛くて、
こんな絵柄のビニール製の筆箱持ってました。
小岩井家での暮らしぶりが、昭和生まれにはたまらなく懐かしい。
カルピス・ハイクラウンチョコレート・瓶のヨーグルト
リリアン・ママレンジ・魔女っ子メグちゃん
給食の先割れスプーン・あげパン・銀紙に包まれたマーガリン
ゴムでできた虫・超合金ロボット
懐かしい~~。
ひ弱でお薬のシロップや肝油ドロップを飲まされているさや。
テレビのCMを真似てふざけてばかりいる、お気楽な弟まさお。
まるで幼い頃の自分と弟みたいで苦笑い。
余談ですが、私は文明堂のくまちゃんのCMが映ると大喜びしたそうです♪
美々加と仲良しのクラスメート達、小岩井家の温かな家族団らん。
あぁこの感じ…
昭和のあの風景がまざまざと甦って来ます。
これだけ便利な生活が当たり前となった今、
それと引き換えに、人は大切な何かを失ったのかもしれませんね。
かといって、あの時代で今また生活できるとは思えないけれど。
タイムスリップのつじつまとか、難しいことはよくわかりませんが、
最終章#生まれる日は心が震えました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年1月16日
- 読了日 : 2016年1月16日
- 本棚登録日 : 2016年1月14日
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