父親のための人間学

著者 :
制作 : 寺田一清 
  • 致知出版社 (2010年4月30日発売)
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本棚登録 : 149
感想 : 20

家庭は躾の道場・・・家庭教育において、両親の果たす責務は実に重大。とりわけ小3〜4までは母親の責任は95%以上。父親の家庭教育における責任分担は最もよき後援者でなければならぬ。一家の大蔵大臣は奥さんに任せるとしても、一家の総理として、文部大臣の要職だけは夫が兼務すべきであると思われる。

逆境と天命・・・逆境というマイナス面の裏には、「秘匿の恩寵」ともいうべきプラス面が秘められている。ものにはすべて表裏があり、「隠中陽あり、陽中陰あり」という一面を免れぬのである。これこそ一般に良いところの「ものごとに両方よいことはない」ということであり、これこそが不動の心理。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2016年9月6日
読了日 : 2016年9月6日
本棚登録日 : 2016年8月2日

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