「あなたのところから買いたい」とお客に言われる小さな会社

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  • フォレスト出版 (2012年9月15日発売)
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●商売とは、お客さんに商品を買っていただくことではなく、選んでいtだくこと。売れない、のではなく、選ばれていない という視点で商売を見直してみませんか? ●地域に密着したお店や会社で特に多いのが「お客さんに認知してもらうための活動をやっていない」こと。お客さんの心にふっとニーズがわいたときに、あなたの会社はお客の認知リストに入っていますか? ●何がお客の心をとらえるか?お客は何に価値を見出しているか?それは「共感」。だからお客さんに自分のことを知ってもらいましょう。●営業はそんなに大変なことではなく仕組み。ニーズはある、アプローチを変えればよいだけ。●感性マーケティング:反響はあてにせず、お客とつながることだけを考える。●お客の感性に訴えるFUVSの法則でお客と体験を共有する(①F:Famliy 自分のプロフィール ②U:Unusually いつもと違う出来事、最近驚いたこと ③V:Vital 自分が情熱を傾けていること ④S:Smile つい笑いが起こってしまうようなエピソード) ●そもそもお客さんは品質を見ていません。「そんなに自信があるならいい商品だろう」と言って買うのではなく、必死でがんばる姿勢に共感して、「応援してあげたい」という気持ちになって買うんです。●感性マーケティングはストーリーを見せることも重要なポイント。つくった物語ではなく、自分の体験をベースに語ること。●感性マーケティングでは、飾らないありのままの自分を正直に語るところがとても重要。でも、「食うために稼ぐ」という人に「よっしゃ、おまえの夢を応援してやろう!」と協力する人はあらわれない。考えを昇華させること。●つくり込めばつくり込むほど、いまは売れない時代。売っている側がどれだけ魅力的なセールストークを並べても、みんな簡単に見抜かれてしまう。お客さんのほうが断然に賢い。「わかるよ、あなたの気持ち。応援するから、がんばって」と言われる会社を目指そう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2014年1月1日
読了日 : 2015年10月10日
本棚登録日 : 2014年1月1日

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