屋根裏の散歩者 復刻版 (創作探偵小説集)

著者 :
  • 春陽堂書店 (1993年12月1日発売)
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本棚登録 : 12
感想 : 1
4

全編に漂う怪奇とエログロナンセンス。
読んでいるとどうしても夢野久作あたりと比べてしまう。
どっちが良いというわけでもないが、
乱歩の方が不気味さをより感じられる。

「百面相役者」は結末をどう解釈するか悩むが、
それがまたどきどきさせられるのだ。
「踊る一寸法師」「毒草」はこの時代の世相というか、
陰の部分を感じさせられてしまう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2014年6月28日
読了日 : 2014年6月27日
本棚登録日 : 2014年6月27日

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