演奏の倫理学、という別タイトルをつけたいほどだ。
演奏技術を持つ人ほど、「フリ」を嫌う。
しかし演奏が資格も含めたパフォーマンスであるからには、決して「フリ」を排除するわけにはいかない。それは演出の一つだからだ。
では、良い「フリ」と悪い「フリ」とは何か。終始、それについて考えさせられた。きっとそれは、何かを「賭けて」いるかどうかの違いなのだと思う。
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カテゴリ:
音楽
- 感想投稿日 : 2018年7月5日
- 読了日 : 2018年7月5日
- 本棚登録日 : 2018年6月25日
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