須賀敦子作品の装丁や大江健三郎の小説の挿絵でも知られる舟越桂の彫刻作品集。前からだけでなくあらゆる角度から撮った写真が豊富なのかよい。
制作過程がわかる創作メモまで収録されているのが嬉しい。須賀敦子の美しいエッセイも掲載。
面白いのは何といっても眼。初期作品の人物の眼はわりと純真なのに対して、しだいに眼の表情が深みと憂いを帯びていく。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
美術・デザイン
- 感想投稿日 : 2022年8月14日
- 読了日 : 2022年8月14日
- 本棚登録日 : 2022年8月14日
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