どの場面をとっても申し分ない。いつでも観られるようにDVD購入。
名前は何だったか、アナじゃないほうの女の子が死んだふりをして、おまけにフランケンシュタインのふりをしてアナを驚かせたところから、決定的にこの物語は幻想、死へと惹き付けられていく。セリフの少ない映画ながら、アナ演じる子役の目つきだけでそれがはっきりと感じられるのがすごい。
好きな場面ばかり。
自転車にのったアナの母親と駅に入って来る機関車が並走しながら近づいていくシーン。
蜂の巣に似せた柄の窓から差し込む幾筋もの日光。
地平線で区切られた桃色の朝焼けと広野。
アナがさまよう森の中、水に映る月、アナの顔。
たき火のうえを跳び越える少女たち。その傍らでひとり座っているアナ。
と挙げだしたらきりがない。
これは機会を見つけてなんとかスクリーンで観たい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
DVD
- 感想投稿日 : 2013年3月28日
- 読了日 : 2013年3月28日
- 本棚登録日 : 2013年3月28日
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