被災地の書店の復興という切り口が面白い。人はパンのみに生きているわけじゃない、精神を保つパワーのために本が必要であることが分かった。どの書店も書店は必要なのかということを煩悶されていたようでその葛藤が伝わってくる。それでも実際に開店すると店は人で溢れかえる。「人が活字に飢えている」こうして書店の役割を実感する店主、店員がいて初めて「復興の書店」になるのだ。
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- 感想投稿日 : 2013年8月21日
- 読了日 : 2013年8月21日
- 本棚登録日 : 2013年8月20日
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