上巻から引き続き、東太郎のこれまでが語られます。
下巻も一気に読んでしまいました。
戦後から平成まで、日本がどう変わってきたのか、日本人がどう変わってきたのか、が描かれています。
『嵐が丘』を日本の戦後を舞台に書いてみた、そこから浮き上がってくる「日本」の姿、というのでしょうか。
変わってしまった日本を考えて、まだ消化不良です。
久しぶりに読みごたえのある小説を読みました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
913: 小説. 物語
- 感想投稿日 : 2011年3月29日
- 読了日 : 2011年2月27日
- 本棚登録日 : 2011年3月27日
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