いつもちょびちょび読むのが自分のスタイルなのですが、珍しく一気読みしました。
女性作家・女性詩人について真面目に語られた一冊。
現代では女性の書き手はそれはもう掃いて捨てるほど存在するわけだけれど、それが昔は普通ではなかった。
思えば偉大な作家も偉大な音楽家も男性しか見つからない時代が確かにあった。その中で我こそはと台頭して来た女性たちに拍手を送りたい。あなたがいるから、わたしもいるんです。
ウルフの言葉にある。
傑作はそれだけが単独で生まれてくるのではないのですから。傑作とは、長い間大勢の人々がともに考えたことの成果なのです。
(20120123)
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
エッセイ・随筆
- 感想投稿日 : 2012年1月24日
- 読了日 : 2012年1月23日
- 本棚登録日 : 2011年9月8日
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