本書は、かつては「アメリカ」という表題で知られていたけれども、カフカ自身が予定した「失踪者」のタイトルで、かつ、ブロート編集時には採られなかった草稿、断片も含めての訳出です。
審判、城とはちょっと雰囲気が違いますね。最終盤で、主人公がふっと異国の地アメリカで消えてしまう〜失踪者になる〜のを、追いかける不思議な物語です。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説・文学
- 感想投稿日 : 2019年8月22日
- 読了日 : 2019年8月22日
- 本棚登録日 : 2019年8月22日
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