随所に『普通』という言葉が使われていた作品。普段生活している中で、いかに『普通』という言葉でごまかしていたか考えさせられました。幸輝のいろんなセリフが痛かった。的場の中にいる『普通』の番人。それは誰もが持っている、世間とか見えないものに対する不安なんだろうな。
それにしても、幸輝はやりすぎだろう。過激な人生勉強だなあ。イズミが少し哀れだ。
読書状況:読み終わった
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榎田尤利
- 感想投稿日 : 2011年6月24日
- 読了日 : 2011年6月24日
- 本棚登録日 : 2011年6月20日
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