憑依 (光文社文庫 い 31-33 異形コレクション 45)

著者 :
  • 光文社 (2010年5月11日発売)
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本棚登録 : 93
感想 : 11
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異形シリーズ、初めましての一冊
憑りつかれることの怖さがこれでもかと詰まってました。
監修の井上雅彦さんが仰ってたとおりに、最も怖いというのは納得。

『ついてくるもの』は王道の恐怖があります。家族に魔の手が伸びるも、どうやっても逃れる事ができない。捨てても捨てても戻ってくる雛人形は、戻ってくる度にこちらも恐怖が積み重なってくる(ひゃーっ

『箸魔』はひたすら不気味・・・。憑依された本人は恐怖を感じるどころか、恍惚としている。その魅力に捕らわれてずぶずぶと堕ちて行き、飽きることなく欲望を満たすことを止めない。第三者からみればぞっとする(やっぱりひゃーっ

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ホラー
感想投稿日 : 2011年6月20日
読了日 : 2011年6月11日
本棚登録日 : 2011年6月20日

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