何気なく食べている食品に危険が迫る。
人工肉バーガー、培養母乳、ゲノム編集魚、デジタル農業。人工肉は動物も殺さず環境にも優しいと思っていたが添加物たっぷりで人体には良くないという説明に驚愕。三方よし!の成立は難しい。コストの問題もある。
裁判沙汰になったグリホサート系除草剤やミツバチの大量死との関係が指摘されるネオニコチノイド系農薬を減らす代わりに、今後、RNA農薬やゲノム編集、デジタル農業が浮上してくる。
ゲノム編集により光合成の効率を高め、取り込む炭素量を30%増量する新種の植物を作るプロジェクト。おいおい、これは大丈夫かと心配になる。
日本政府は2050年までに有機農業の面積を今の50倍に増やす「みどりの食料システム戦略」。これは、政府が農薬と化学肥料を禁止したため収量が激減し経済破綻に繋がったスリランカを思い出す。読めば読むほど不安が高まる。
食のトリアージ。富裕層のみ健全な食事にありつける未来は避けて欲しい。正しい知識と法整備を。
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- 感想投稿日 : 2024年4月3日
- 読了日 : 2024年4月3日
- 本棚登録日 : 2024年4月2日
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