星を掬う (単行本)

著者 :
  • 中央公論新社 (2021年10月18日発売)
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「言ったことは弱者の暴力だ。傷ついていたら誰に何を言ってもいいわけじゃない」
一番心に残りました。
被害者だからって全てを他人のせいにしてはいけない。なかには自分の選択した結果もあるはずなのに、人のせいにすることで責任の所在が曖昧になり、次も同じ選択をしてしまう。
自分の事は自分が決める。これが自分の状況を変える一番の方法だと思う。千鶴だってラジオに投稿したことで人生変わったのだから。
相手を思いやる気持ちをみんなもう少し持てれば、世の中はもう少し平和になれるだろうに。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2023年12月7日
読了日 : 2023年10月21日
本棚登録日 : 2023年10月21日

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