国ごと破綻状態となったアイスランド、ギリシャ、アイルランド。いずれもアメリカ人にとっては遠い国だろう。だから、著者は各国を訪れて実態を観察し、指導者を含む関係者にインタビューをして、アメリカ人向けに本書を書いたのだろう。
日本人にも、これらの国は遠い。そして、その破綻状態は、対岸の火事のように感じられる。それだけに、本書の内容は新鮮で、「そういうことだったのか」と納得することが多い。知らなくても済むかもしれないが、知って納得の一冊。
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- 感想投稿日 : 2012年3月3日
- 読了日 : 2012年8月11日
- 本棚登録日 : 2012年2月20日
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