民のいない神 (エクス・リブリス)

  • 白水社 (2015年2月13日発売)
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本棚登録 : 161
感想 : 11
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新聞の書評で興味を持って読んでみた。最初は短編集かと思うほど章(?)ごとに話がバラバラでよく理解できなかったが、我慢して読み進むうちに、同じ場所をめぐる色々な時代の話で、それぞれも関連していることが見えてくる。
それはそれで面白い気もするが、正直言って難しい小説だった。純文学のようでもあり、風俗小説のようでもあり、戦争、テロ、人種差別、人権、スキャンダルジャーナリズムなど、世の中の問題や世相をこれでもかと盛り込んでいる。アメリカ文学っぽいなあという気はするが(著者はインド系英国人らしいが)、十分消化できなかった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2015年4月12日
読了日 : 2015年4月11日
本棚登録日 : 2015年4月12日

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