西部開拓時代。雨の荒野で子どもを死産した後行き倒れていたリディアはテキサスへと向かう幌馬車隊の少年たちに発見され救助される。ほどなく幌馬車隊の一員の女性が子どもを出産後に亡くなり、残された赤子にリディアがお乳をあげることになるが、妻を失ったばかりの夫ロスは身元不明のリディアを蔑み反発する。
義兄にレイプされ妊娠、母が亡くなりようやく逃げ出したヒロインを追い詰める義兄。
行くあてもなく死にたがっていたヒロインがたまたま出会った幌馬車隊の一家に救われる。
ヒーローは自分の出自も過去もヒロインを蔑めるような立場でもないのにはなから彼女を「売春婦」扱いして罵倒するし癇癪持ちなのでロマンス的にはあまり楽しくはなかった。
この男によく惚れたなヒロイン。
時代だから仕方ないけど旅の途中で亡くなった人はその土地に埋葬してそれっきり(なかなか再びその地を訪れることもない)になりそうなのって悲しい。
Sunset Embrace 1985
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
海外ロマンス
- 感想投稿日 : 2022年9月29日
- 読了日 : 2022年9月28日
- 本棚登録日 : 2022年9月28日
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