公共の場でいきなり読む場合は、注意が必要です。
きをつけてくだちい。
主人公は宇宙飛行士のナガトモ。犯罪者の彼が宇宙で出会ったのは岸本。それをきっかけに、ナガトモはガンツに巻き込まれてしまうのです・・・。
スピンオフということですが、自分は漫画のGANTZも読んでいます。細かい設定は失念していましたが、こちらのEXAでもオリジナルの設定はもちろん踏襲しているわけで。原作を知っているほうが愉しいかと思います。というか、そうじゃないと読まないだろ。
ストーリーはなかなかスピーディーに展開します。
かなり、さらりと読めました。
ちょっと物足りないくらいかな。ぽんぽん進み過ぎて、もう少し丁寧に描写してもよかったかもしれない。
しかし、元の世界観を壊さず、上手く取り入れられているように思います。
特にこの作品では「コピー」に焦点があてられ、また、GANTZの世界特有の絶対的な不条理がよく現れていると言えるでしょう。
意味深な数字が示すものが明らかになった時、感じるのはやはり絶望でしかない。
悪意ともとれる残酷な戦いの先にはどんな帰結があるのか、それは是非お読みになって下さい。
ほどよいエンターテイメント作品になっているかと思います。
漫画もそうですが、よく脳漿が飛び散るので気をつけてくだちい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ライトノベル
- 感想投稿日 : 2011年2月8日
- 読了日 : 2011年2月8日
- 本棚登録日 : 2011年2月8日
みんなの感想をみる