石川直樹さんの、エベレスト登頂時の日記をまとめたもの。
間に東日本大震災の日記も入っています。
世界最高峰である山で見えるのは、人間の生臭さ、というのが印象的。いろんな世界を見てきた著者が、それでも見る場所。
それは、「好き」とかそういう言葉じゃなくて、必要なものなんでしょう。淡々と書かれているけれど、それがいいのかも。著者が語るような言葉を、自分の経験としていつか語れるのだろうか、と思いました。
読んでよかったです。いつか登ってみたい、エベレスト。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2015年6月21日
- 読了日 : 2015年6月21日
- 本棚登録日 : 2015年5月5日
みんなの感想をみる