本当は星4つくらい付けたい。すごくおもしろくて3巻まで一気に読んだ。
でも4つはなんか付けるの悔しい。
全面的に少し惜しい。敦っちゃんが信成を本当に好きなら良かったのに。いや好きだろうけど、恋じゃないだろアレ。
そしたら、遼→敦子→信也→至の図が成り立ったのに。
この世で一番不幸なことは、人を好きになることだ。
とか、繰り返し言ってフリはばっちりなくせに、敦っちゃんが誰にも恋しないんだもん。好きになった結果傷つきましたっていうのもないんだもん。3巻まで読んで、敦っちゃんがあそこまで頑張る理由は、一貫して、「優しくされて嬉しい」ってことだけ。
そして3巻までの展開だと、敦子は普通に遼を好きになるだろうな。遼と恋に落ちたって、なんの障害も問題もないし。(←そこが不満らしい(笑))
いや最終的に敦子の王子様が遼であることにはなんの不満もないんだ、うん。
要所要所で、至としてじゃなく、敦子として大事にして守ってるし。
ただそれだと、人を好きになるのは不幸だ、っていうフリは、どこいっちゃうの?っていう。遼を好きになることではたぶん敦子は傷付かないもん。
あと、絵柄的にもまぁ作者はそっちの方だろうなぁと思ったけど。で、至も信也もそういうかんじだったけど。
女装子か…。となりました。
まだ至が本物の女になりたいのかただ女装が好きなだけなのかは分かりませんが、BLとして考えると、女になりたい男の子っていうのに食指があまり動かないのな私、と思いました。
心は女の子ならそれはただ少女マンガだし。性同一性障害を取り扱いたいんなら放蕩息子レベルの心理描写が必要だし。性癖が女装ならただの青年マンガだし。(笑)
BLで、見た目も心も女の子にして楽しいのかなって思います。
BLで考えると、正直言って信也と至よりか、至と遼の関係のほうが好きです。
でも遼と敦っちゃんのがもっと大好きです。
がんばる敦っちゃん大好きです。
- 感想投稿日 : 2012年11月10日
- 読了日 : 2012年11月10日
- 本棚登録日 : 2012年11月10日
みんなの感想をみる