白ゆき姫殺人事件 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社 (2014年2月20日発売)
3.29
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本棚登録 : 18382
感想 : 1285
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何となく腑に落ちない物語。真犯人は別にいるだろうとは確信していたがこれまた意外な人物で、ただ、週刊誌騒動があまりにも盛大だったからか結末はあまりにも呆気ないし真犯人の影が薄過ぎた。自分は登場人物に感情移入しちゃうタイプなので、性格がひん曲がってるキャラクターとかはズタボロに制裁してほしいから、終わり方は「イヤミス」って感じで不快だった。

インタビューとチャット、週刊誌の記事を見比べるのに少し面倒だったが、被害者や容疑者の本性を知る週刊誌の読者としての没入感が良かった。注意をしていたが自分も記事に踊らされてしまうんだなと。
昨今話題となっている文◯春秋さん読んでる〜❕❔

一見擁護と見られる主張も異なる視点で見ると悪意になってしまうのだな。(正直自分は城姫の自意識過剰だと思うが)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年4月1日
読了日 : 2024年4月1日
本棚登録日 : 2024年4月1日

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