遥かなるケンブリッジ―一数学者のイギリス (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1994年6月29日発売)
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20140601読了
イギリスでの在外研究記。●P67イギリス紳士の理想の姿は高等遊民。つまり、立派な学問や教養をふんだんに身につけながら、金のためにあくせく働くようなことはせず、悠々自適の生活を送ること。社会的成功を目指して一心不乱に努力するなどは、紳士のすることではないと思っているふう。●P85正装での社交。●P89第五章 オックスフォードとケンブリッジ ●入試における「公平」の日本との違い。P208公立と私立の合否判定は同等ではない。条件の違うものは区別するのが公平であるから。つまり、類似した成績の私立出身者と公立出身者なら公立を取る。教官、設備、家庭などではるかに恵まれた公立出身者が優位にあるのは当然との考え方。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ドイツなど海外
感想投稿日 : 2014年7月31日
読了日 : 2014年6月1日
本棚登録日 : 2014年5月16日

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