重力とは何か アインシュタインから超弦理論へ、宇宙の謎に迫る (幻冬舎新書)

著者 :
  • 幻冬舎 (2012年5月29日発売)
3.92
  • (169)
  • (274)
  • (160)
  • (24)
  • (3)
本棚登録 : 2265
感想 : 281
4

この本は重力にフォーカスして現代の素粒子・宇宙物理学の分野ではどのような研究がされているかということについて書かれた本です。

最初に重力の導入から相対性理論、ブラックホール、量子力学ときて最後に超弦理論へと話題が展開していきます。

超弦理論に関する一般書はいくつか読んでいましたが、欠損角の概念やファインマンダイアグラムの見方、閉じた弦は事象の地平線で開いた弦になるという考え方が知ることができて満足です。

図も多く掲載されており、物理になじみがない方でも比較的読みやすいのではないかと感じた一冊です。

相対性理論やブラックホール、超弦理論に興味がある方にはオススメだと思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: サイエンス
感想投稿日 : 2017年9月11日
読了日 : 2017年9月11日
本棚登録日 : 2017年9月11日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする