アメリカの現役検事補が執筆した法廷ミステリーの代表格。
キンドル郡の首席検事補ラスティ・サビッチは、地方検事選挙が迫る中、同僚だったキャロリン検事補惨殺事件の調査を任命される。実は彼女と不倫関係にあったことを隠しつつ調査を始め、彼女が追っていた汚職事件が怪しいと睨んだラスティだったが、いつの間にか自分が最重要容疑者になっており、逮捕、起訴されてしまうのだった……
上巻では、検事補の捜査活動が主に書かれ、一転して逮捕された辺りで下巻に続く。検事と被告人という、対極の視点からアメリカの司法制度が丁寧に描写されており、アメリカ司法業界を理解するには最適の一冊。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
海外ミステリー(長編)
- 感想投稿日 : 2013年9月5日
- 読了日 : 2013年5月7日
- 本棚登録日 : 2013年5月7日
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