図書館から借りました
神話。日本最古の国史。
複数の説を並列で登場させる。
古い、アマテラス大御神あたりの話は微妙に違う話がいくつもあるのだが、だんだんに数が減っていき、すっきりとする。おそらく、統一されたんだか、文字で記されるようになったんだか。
なんとなく知ってはいるけれど、ちゃんとは読んだことがなかったので。
ただ、この本は400頁超えなので、読み終わるのに二日かかってしまう。
日本の国ができるまで。(文字通り、水の中から国土を引っ張り上げて、島を生むまで)
いざなぎ・いざなみ神話で、女の方から誘うのはいけない、とわざわざうるさく書いてあるのは。
基本の神話(原型)が、女性主権だった(元は母系所帯のはずだから当然だろう)のを、戦主体政治になってから女を圧する必要が出来てきたからか?
まあなんにしろ。
やたらと戦の多い話であった。
神話はだいたい、知ってたなー。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
時代小説・歴史物
- 感想投稿日 : 2011年5月29日
- 読了日 : 2011年5月29日
- 本棚登録日 : 2011年5月29日
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