1999年(底本1983年。原本1979年)刊。
著者はピューリッツァ賞受賞歴ある元ニューヨーク・タイムズ記者。
米国の近代メディア形成に関し、概ね時代毎に分けながら幾つかの代表的メディアとそこで取材・報道に勤しむジャーナリストの行動を具体的に取り上げて解説する。全4巻中の第1巻。
取り上げられる報道機関は、CBS、ロサンジェルス・タイムズ、タイム、ワシントン・ポスト、ニューヨーク・タイムズ。
1巻は、19C後半の新聞報道の黎明期からになるが、ラジオの普及する第二次世界大戦の戦中と戦後直後が主に叙述される。メディアの大型化・大企業化の過程と、ラジオ登場による政治のメディア利用の変質が主テーマか。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2016年12月12日
- 読了日 : 2016年12月12日
- 本棚登録日 : 2016年12月12日
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