東大の大罪 (朝日新書)

著者 :
  • 朝日新聞出版 (2013年2月13日発売)
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感想 : 11

タイトルに?。本書の批判対象は、一部を除き、小泉政権以降の政策・政権運営。その中での東大批判は、政権政策の御用学者化の点、リーダー等を生み出す教育効果を持たない点が主。これら批判は全体として良だが、解決策、つまり東大以上の大学設立や旧制高校復活等の策の有効性は?。まぁ著者経歴からくる限界だが、東大頂点のピラミッド型大学序列を信奉しすぎで、この復活まで目論む点は時代錯誤の感。本書にないが、京大、一橋、阪大、東工大卒、あるいは高等教育全体をどう見ているのかは知りたい。入試問題の質は京大の方が難しいらしいし…。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ
感想投稿日 : 2017年1月20日
読了日 : 2017年1月20日
本棚登録日 : 2017年1月20日

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