事実上の後半戦。
これまで張った伏線(スピンオフ作品からのそれも含む)を徐々に回収しつつ、次の種まきも一方で行い、そして、感情の襞を揺する告白も交えつつ…。
ダクネスどうするの?、と言いたい気持ちを抑えきれないながらに読み進めると、空気アクアが本筋(というか物語の軸)と全く関係ないレベルで大活躍することには爆笑した。
カズマの下衆(人間ぽい)と高尚(ヘタレ)な両面は健在で、普通に、それこそ普通にクスクスできた。
まだまだ著者の描述力は疲れ知らずだなぁと感嘆させられる一書である。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2016年12月15日
- 読了日 : 2016年7月8日
- 本棚登録日 : 2016年7月8日
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