東京裁判における天皇訴追を慮り、その対策、法廷提出を念頭において作成された「昭和天皇独白録」。ここから可能な解釈、「独白録」の誤謬・脚色、そして解明されるべき事実を検討する書。推測が多くなっているのは、発見初期に本書の対談がなされていることと、独白録に書かれていない、あるいは、「独白録」の作成目的からは書かれるはずのないことを解明しようとしているからだろう。
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ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2017年1月20日
- 読了日 : 2017年1月20日
- 本棚登録日 : 2017年1月20日
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