友人からの借本。四つの短編集。繊細なタッチの絵柄が、繊細な少女、そして傷つきやすい少年の心性を上手く表現している。いずれの作品も、未来を感じさせるラスト(もちろん、2人が共に歩いていけるわけではないが)ではあるが、傷心の少年の心が癒されていくような「花唄流るる」が好み。まぁ、私が男だから、少年の心が癒されていくところに惹かれたのだろうけど…。もちろん、他の3編も派手さはないが、ジーンとくる作品群。いい短編集でした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
マンガ
- 感想投稿日 : 2017年1月20日
- 読了日 : 2017年1月20日
- 本棚登録日 : 2017年1月20日
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