『アリス殺し』のシリーズ二作目。
アリス殺しから引き続き、井森/ビルが登場。前作で死んでしまった井森/ビルが主人公で出てきたけど、井森は今回は3、4回位殺されるという。
車椅子のクララが出てきてすっかり「ハイジだ!」と思ったけど違ってた。巻末にホフマン作品の簡単な解説が載ってる。黄金の壺は読んだことがある気がする。クルミ割り人形は断片的に知ってるかな。
『アリス殺し』は物語終盤に向かって惨くグロくなる気持ち悪さがかえって癖になりそうな感じだったけど、今回はそれほどでもなく。でも、会話の妙というか、ビルと他の登場人物との会話が堂々巡り?不思議な輪に入っていく感じが面白かった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2017年
- 感想投稿日 : 2017年1月17日
- 読了日 : 2017年1月17日
- 本棚登録日 : 2017年1月17日
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