ゴシックを愛する人のバイブル。ゴシックとは何かについて、その精神、人外、怪奇と恐怖、様式美、残酷、身体、猟奇、異形、両性具有、人形、廃墟と終末、幻想、差別の美的な配備の十三章に分けて、文学、芸術、音楽などを引用しながら説く。ゴシックハートを読むのは10年ぶりで、全て頷きながら読みました。自分がどうしようもなく惹かれるもの全てにゴシック精神が宿っていることを再認識。私はずっとゴシック者であり続けたいし、死ぬまでそうでしかいられないのではないかな、と。エピローグでは奥歯さんの話が。また彼女の日記も再読したくなりました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本文学
- 感想投稿日 : 2022年10月14日
- 読了日 : 2022年10月14日
- 本棚登録日 : 2022年10月14日
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