いやー完結巻だけに怒涛。ひたすらに怒涛。
今まで隠されていた秘密が一気に明かされるわ真の黒幕も明かされるわアクションシーンもあるわ感動シーンもあるわ。
とにかく怒涛の展開だった。
これは多分今までの登場人物総出演だったのでは?
私の大好きな神田さんも緋邑さんも出てきて大活躍してくれたしもうそこだけで個人的に大満足でしたー!
あと緋邑さんと栗田所長のあのお酒のくだりね、あれはちょっともう大人の世界でしたね、お洒落……!
最初にこのシリーズ読み始めた時は正直「このノリで続くんだろうか、最後まで読み切れるだろうか、大丈夫なんだろうか」と不安しか抱えてなかったのですが、後半になってきて徐々にバラバラだったピースが集まり始めて。
最終巻でまさかここまで怒涛の伏線回収があると思わなかったし、あのひたすらお気楽なネメシスが設立された理由にあそこまで悲しい秘密が隠されていたとも思わなかった。
でもとりあえずあれですね。
ザリガニパクチーバーガーは世界を救うとんでもない食べ物でしたね(?)。
最大の謎は解決したし、これからもネメシスは変わらずにあの適度にのほほんとした雰囲気でやって行くんだろうなぁ。
最初は不安すぎた登場人物達だったのにいざ読破した今となっては離れてしまうのが少し悲しいような気もします。
それにしてもこれだけ複数の有名作家さんが書いていながらキャラクターの矛盾などが起こることなくきちんと纏まっているの、やっばりプロは凄いなぁなんて唸ってしまいました。
ひとまず、ネメシスシリーズこれにて読破です!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
藤石波矢
- 感想投稿日 : 2024年1月5日
- 読了日 : 2024年1月5日
- 本棚登録日 : 2024年1月5日
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