歴史的に見たおたくとオタク。
単一的な価値観が全面化している社会に拮抗するものとして、「貴族」として、それ以前の「SFファン」とも対立する存在として、最初のおたくは自立した。
おたくは自身を屹立した存在として自覚し、存在するために行動した。
裾野が広がったあと、「エリート」としての第二世代がやってききた。
そして、マジョリティになったことで、「おたく」は死んだ。
「萌え」が、「気持ち悪い感じの俺かっこいい」ということははじめて知ったよ。
あと、講演を編集したもののようですが、編集がすばらしい。
岡田斗司夫さんはやはりすごい人だと思う。
読書状況:読み終わった
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教養
- 感想投稿日 : 2013年3月12日
- 読了日 : 2013年3月12日
- 本棚登録日 : 2013年3月12日
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