とうとう 終わったアメリカ大陸南北縦断の旅。
『旅も続くと日常になる』
今居るところと違うところに行く事、する事が非日常となるが、それも毎日になれば、日常になってしまう。
セカンド・シーズンも放浪している日本人に会うことがあるが、彼らの放浪はどんな気持ちなんだろうか?長くその都市にいる事を作者は沈没と表現しているが、まさに抜け出せなくなってしまうことなのだろう。
前作ほど、旅の意味を求めながらでは無いように思えた今回の旅は最終的にある出来事を持って、『日本に帰ろう』と言う気持ちになる。そこからも危機の連続なのが作者らしい。
読みながら こんなこと自分だったら出来ないなぁと思ってしまうのは、歳のせいなのか、守らなくてはいけないと、思い込んでいるせいなのか…
すごい経験を読ませてもらえました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年8月5日
- 読了日 : 2020年8月5日
- 本棚登録日 : 2020年8月5日
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