完黙の女

著者 :
  • 新潮社 (2023年5月17日発売)
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本棚登録 : 172
感想 : 23
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「篠山君事件」と「望月留美さん誘拐事件」の2つが絡み合う複雑なストーリーが展開されるが、読破後の感想はかなり複雑な感じで、結局何だったのかという思いばかりだった.三藤響子が2つの事件に関わっていることは確実ながら、証拠はでてこない.作家の前田が克明な調査をするが真相はつかめない.キーになる人物は関根洋介と妹の小絵だが、多くの人物が登場し彼らが複雑に絡んでいるのは読み解くの苦労した.30数年前の事件を追いかける苦労を厭わない前田の執念はどこから来たのか?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2024読破
感想投稿日 : 2024年4月7日
読了日 : 2024年4月6日
本棚登録日 : 2024年3月31日

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