中世民衆の世界――村の生活と掟 (岩波新書) (岩波新書 新赤版 1248)

著者 :
  • 岩波書店 (2010年5月21日発売)
3.43
  • (2)
  • (9)
  • (10)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 123
感想 : 13

史料を並べてその解説をしていく形式だから、基本的に信頼性が高くて良いです。
中世の村がそれなりに自治をしていて、決して虐げられるだけの存在じゃなかったのが、生々しく伝わって来ます。
ただ、村の管理に苦慮する地頭や大名の対応が多めで、実際に出た定めの判例なんかは少し少なかった気がするので、そこが多ければさらに良かった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 参考書
感想投稿日 : 2011年11月23日
読了日 : 2011年11月23日
本棚登録日 : 2011年11月12日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする