刑事・鳴沢了シリーズ外伝。短編集。
シリーズ本編は鳴沢の一人称で語られているが、こちらは第三者の目をとおして彼の姿を描いている。シリーズでおなじみの面々以外に、別シリーズの主人公・高城賢吾も登場。
巻末の”著者に聞く”で、「この七人が見ていた鳴沢は、あなたの見ていた鳴沢と同じでしたか?」という著者からの問いかけがある。わたしの答えは、「若干違う」。もう少しナイーブな印象をもっていた。口数が少なくて思い立ったらすぐに行動する鳴沢は、はたから見るとこんなふうに思われるのかもしれない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
・国内ミステリ
- 感想投稿日 : 2017年2月4日
- 読了日 : 2017年1月20日
- 本棚登録日 : 2017年1月16日
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