ノーベル物理学賞を受賞したファインマンの自伝。理系ならタイトルだけは知っている人は多いはず。
天才の自伝というと、子どもの頃から「人とは違った」エピソード満載なことが多いんだけど、この本は本当に等身大のファインマンをさらけ出しているように思った(もちろん、謙遜の部分はあるんだろうけど)。
いらずら好きで目立ちがり屋、面倒なことは嫌いな1人の少年、ただ、人より少し好奇心が強く、行動力がある。このわずかな積み重ねが偉大な物理学者を生み出したんだなと。
ファインマンが覚えているエピソードが並べられているんだけど、たぶん誰もが似たようなエピソードを持っていて、読みながら「久しぶりに昔得意だった〇〇やってみようかな」と好奇心を刺激される本。
読書状況:読み終わった
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専門書
- 感想投稿日 : 2023年11月11日
- 読了日 : 2023年11月11日
- 本棚登録日 : 2023年11月11日
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