華氏451度〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫 SF フ 16-7)

  • 早川書房 (2014年4月24日発売)
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読み出して直ぐ、背表紙にある通り抒情的な文章だと感じる。
読み慣れていない私は、SFでこういうのも有りなんだな~と新鮮に思った。

昇火士(ファイアマン)のモンターグは、ある夜クラリスという17歳の不思議な少女に出会う。
「あたな幸福?」
別れ際にそう問われたモンターグは、「おれは幸福じゃない」と本当の心境に気付く。

そこから次第に自身の周辺の人々や、社会の在り方に疑問を持ち始め、行動に起こしていくモンターグ。
小さき者が社会に抗った先に待ち受けるものとは…。


長編ではないし、文章自体は読みやすいのかもしれない。
けれど、個人的には"主語は誰(何)?"とか"もう少し説明を加えたト書きが欲しい"とか、思うところが沢山あって読みづらかった。
結果、入り込めなくてページをこなすだけの読書になってしまった。
(翻訳の仕方のせい?)
う~ん。。。ストーリー展開は楽しいのにな。
やっぱり翻訳本はなかなか馴染めないなぁ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年1月13日
読了日 : 2024年1月13日
本棚登録日 : 2024年1月13日

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コメント 2件

土瓶さんのコメント
2024/01/13

この人の短編集。
何故か読み切れずに三分の一ほど読んで放置してます。一年以上。

傍らに珈琲を。さんのコメント
2024/01/13

ああ分かりますぅぅ!
私も放り投げそうになりましたもん。
そうか、訳ではなくて、この人だからダメだったのかな。
実はここに100分de名著の華氏451度もソラリスも未読で積んでます。

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