読み出して直ぐ、背表紙にある通り抒情的な文章だと感じる。
読み慣れていない私は、SFでこういうのも有りなんだな~と新鮮に思った。
昇火士(ファイアマン)のモンターグは、ある夜クラリスという17歳の不思議な少女に出会う。
「あたな幸福?」
別れ際にそう問われたモンターグは、「おれは幸福じゃない」と本当の心境に気付く。
そこから次第に自身の周辺の人々や、社会の在り方に疑問を持ち始め、行動に起こしていくモンターグ。
小さき者が社会に抗った先に待ち受けるものとは…。
長編ではないし、文章自体は読みやすいのかもしれない。
けれど、個人的には"主語は誰(何)?"とか"もう少し説明を加えたト書きが欲しい"とか、思うところが沢山あって読みづらかった。
結果、入り込めなくてページをこなすだけの読書になってしまった。
(翻訳の仕方のせい?)
う~ん。。。ストーリー展開は楽しいのにな。
やっぱり翻訳本はなかなか馴染めないなぁ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年1月13日
- 読了日 : 2024年1月13日
- 本棚登録日 : 2024年1月13日
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コメント 2件
土瓶さんのコメント
2024/01/13
傍らに珈琲を。さんのコメント
2024/01/13