怪談のテープ起こし (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社 (2019年1月18日発売)
3.76
  • (32)
  • (81)
  • (59)
  • (5)
  • (2)
本棚登録 : 665
感想 : 68
4

以前ブクログの特集で紹介されていて気になったもの。
著者の本は初めて。
これは現実なのか創作なのか、境目がどんどん分からなくなる感じで、引きずり込まれるように読んだ。解説を読んだところ、それが著者の持ち味でもあるらしい。
現実にもあり得そうな大袈裟でないホラー話と、短編の間に著者と担当編集者との裏話エピソードが挿入されていて、それがまた境目を曖昧にしている。
こういう感覚は子供の頃にとても覚えがあるけれど、お風呂やお手洗いに行くのが怖くなってしまいそうな話。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年5月24日
読了日 : 2021年5月24日
本棚登録日 : 2021年5月21日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする