株主価値経営で強い会社をつくる: 利益はいくら出せばいいのか

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  • かんき出版 (1999年3月1日発売)
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出版社/著者からの内容紹介
株式会社の目的は、利益をあげ、それを株主に還元することである。いいかえれば株主価値を最大化することであり、それによって会社は強くなっていく。今日のグローバル経済のもとでは、日本が不況であっても、世界のどこかが好調であれば、資金は日本から撤退し、好調なところに再投資される。資金がこなくなったら強い会社はつくれない。実際、不況のときこそ、強い会社と弱い会社の差がはっきりする。経済にアップダウンがあるのに、組織が固定していては、定常的に価値を生み出し続けることはできない。強い会社をつくる要件は、経済の状況に応じた「伸縮自在」の構造を持つことである。とくに人件費の変動費化が急務である。本書では、そのためのさまざまなオプションを検討する。従来の日本型経営に馴れた経営者や従業員にとっては、なじみにくい話や提言が含まれていると思うが、経済も市場もグローバル化する時代には避けて通れない道である。不況こそ、会社を改革する最大のチャンスである。

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感想投稿日 : 2006年8月20日
本棚登録日 : 2006年8月20日

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