いまここに在ることの恥 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2010年4月25日発売)
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本棚登録 : 106
感想 : 9
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初読。読む前にはタイトルの意味がよくわからなかったが、読んでみると、内容はタイトルそのものズバリだ。病を経たからこその激烈さの源に恥があり、その恥を自覚しつづけることで戦い続けていく。毎回同じような感想を書いているが、辺見さんが自分自身に突きつける刀の鋭さには敬服する。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 辺見庸
感想投稿日 : 2016年4月2日
読了日 : 2016年4月2日
本棚登録日 : 2016年4月2日

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