再読。「きんぎょの夢」「母の贈り物」「毛糸の指輪」の三篇。向田さんの描く女性は、うっすらと不幸そうで、どんどん不幸になりそうで、なのに最後のきわきわで踏ん張って前を向く。それに元気づけられるというよりも、きっと誰だってそういうものなんだろうなあと、納得させられてしまう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
向田邦子
- 感想投稿日 : 2020年5月9日
- 読了日 : 2020年4月30日
- 本棚登録日 : 2020年5月9日
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