やっと読了。読んだり読まなかったりで、結局約4ヶ月かけての読了でした。なので、記憶がちょいちょい曖昧で…。(人物相関とかエピソードとか)
読み始めて思ったのは、作者さんはミステリー、特に海外ミステリーの大ファンなのかな、という印象。改行の仕方や文体が「翻訳ミステリーを意識してるのかな」という印象でした。だからちょっと読みにくいな、とも。
あと羽島のキャラクターが、言葉遣いのせいか、奥田英朗の「イン・ザ・プール」シリーズ(?)の伊良部医師ともかぶりました。奇人変人の天才ドクターというのは、みんなあんなキャラなのだろうか…。
本編は興味深く、面白く読み終えました。
が、納得いかない…。何が納得いかないって、西條先生の娘、恵理香の死。恵理香が羽島をかばうためにウソをついたとの事だけど…、そのウソ、必要? 恵理香の死の真相を知っても、別に羽島のせいで死んだとも思わない。故意じゃないどころか、本人すら知らなかった事実なんだし。それを羽島のせいって言うなら、誰かと恋愛するときは、いちいち精密検査しなくちゃいけなくなるんじゃないの? って思ってしまう。読み飛ばしたか要となるエピソードを忘れたのか、あたしの読解力が無さすぎなのか…。他の方のレビューを読んでも、そこに触れてる人がいないので、あたしがちゃんと読めてないのかもしれない…。
うーん。もやっとするけど、それ以外は面白かったです。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年11月12日
- 読了日 : 2018年11月9日
- 本棚登録日 : 2018年11月9日
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