雑誌アルネに連載されていたエッセイ集。ですます調の入り混じった柔らかな文章には、著者のこだわりと揺るぎなさが垣間見える。特に印象に残ったのは、お弁当にまつわるエッセイ。自分の手で作ったお弁当がいちばん美味しい。変わり映えのないメニューでも、冷たくなったおかずでも、やっぱりいちばん美味しいと思う、ときっぱり言う姿勢が素敵だと思った。イラストがカラーだともっと嬉しかったかな。
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- 感想投稿日 : 2010年12月1日
- 読了日 : 2010年8月12日
- 本棚登録日 : 2010年8月12日
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